ヒップの動かし方
今回は ヒップの動かし方 についてみていきます。
ヒップの動かし方は全部で4種類しかありません。この4種類の動かし方を複合する事によって複雑で美しいヒップムーブメントが生まれます。その4種類とは
1 骨盤の水平移動(トランスレーション)
2 骨盤の回転運動(ローテーション)
3 骨盤の傾き(インクリネーション)
4 骨盤の前傾(アンティバージョン)後傾(レトロバージョン)
になります。複雑に思えますが、今風にいえば3Dみたいな感じでしょうか。上級者になればなるほど、これらの動きを複雑に絡み合わせて使います。ただ、この4種類の動作を理解することによって、あの人どうやって体使ってるだろうと思った時に、ああこれとこれを組み合わせて使ってるんだと理解できるようになると思います。
次回からひとつひとつを詳しく解説していきます。
PS だいぶキーボードの操作に慣れてきました。なんかうれしい感じです!
ラテンダンスのヒップは本当に8の字なのか?
ラテンダンスを踊るうえで欠かせないのがヒップムーブメント。どのように動かしているのか考えていきましょう。
今日のお題は〈ヒップは本当に8の字?〉
ヒップは8の字に使ってくださいねとよく言われますが、本当にそうなのでしょうか。実は、ヒップを本当の8の字を描くように使ってしまうと、俗に言う腰ふりルンバになってしまいます。
なぜかというと、この運動にはヒップのローテーションしかないため、ピョコピョコした動きになりやすいです。
ではどうすればよいかというと、ヒップの水平移動をいれてからローテーションします。こんな感じ ⇒(✕) パソコンに不慣れなためこんな表示しかできません・・・。
このように動かせればきっとあなたのダンスは素晴らしい魅力的なダンスに変わると思います。自分のヒップムーブメントはいまいちと思われている方はチャレンジしてみて下さい。
参考までに、ヒップの動かし方と動かす量は別々に考えます。WDSFの教則本では前者を 「ヒップデザイン」 後者を 「ヒップマスキュラーアクション」 と定義して別の項目として記載されています。 ヒップの8の字の動かし方はヒップデザインに分類されます。
最後です。
やっと最後の5番目です。納得してもらうことで上手になってもらうです。
教えているとたまにこういうことがあります。「この先生何言ってんだろう。意味分かんないんだけど。」 こうなってしまうと先生としては落第です。生徒さんの心は固く閉ざされてしまいます。最悪の場合さよならを言われてしまいます。やはり、納得のいく説明を自分ができるかがカギとなりそうです。
ですから大事なのは、いかに自分がいろいろ勉強したくさん練習をするかにかかってきます。
これからもさぼらず頑張っていきたいと思います。
なんかダンスのことではなく、自分の所信表明見たくなってしまいました。すいません。
以後いろんなことを発信していきます。ではまた!
教える側としての心構えの4
今日は4番目の褒めるということについて
これはそんなに問題ないと思います。ちょっとでもできたら、大袈裟に褒めます。生徒さんの努力を心から称賛します。だってがんばってくれたのだから。ただ問題点が1つあります。これは自分の問題なのですが、生徒さんの頑張りにたまにきずかない自分がいます。これは大問題!いつも集中してレッスンに臨みたいと思います!
昨日はジャッジで塩尻
教える側としての心構えの4に行く前に、ちょっと休憩して昨日の試合についての感想を書きたいと思います。
昨日はJDSFの試合があり、そのジャッジで長野県塩尻市に行ってきました。A級からジュニアまで幅広い競技がありとても面白かったです。チョット感想を。
男性の注意点。何から何まで女性をリードしようとして、女性を引きずりまわしたり、動きが重く(いや動いてない?)なっている人が多いようです。あくまでもパートナーとは対等あるいわエスコートする立場という考え方をしてみると、二人のダンスが物凄く大きくなってくると思います。
女性の注意点。男性と逆で、男子におんぶにだっこみたいな人が多いようです。もっと主体的に踊ること(動くこと)をしてみてはいかがですか。軽くなったねとリーダーから大絶賛を浴びることでしょう。
リードとは、リードしまくることではないし、俺に黙ってついてこいということでもありません。
フォローとは、動かしてもらうことではないし、半歩下がって師の影を踏まずというこでもありません。
正しいリードにはフォローが含まれ、正しいフォローにはリードが含まれていることをお忘れなく。
リードアンドフォローとは二人のコミュニケーションである、今一度考え直したいものです。
3 マネしながらやってもらう
今日は3番目について
マネしながらやってもらう
これについてはあまり説明が要らないと思います。先生の動きをマネしながらやってみてもらいます。
ただ、見てまねする習慣がつくまでには、結構時間がかかります。ダンス歴の長い人ほど、頭だけで考えてしまい、視覚的情報を遮断するか、スルーしがちです。視覚的な情報を実際に自分で動いてみて感じることは非常に大事なことだと思います。
なんか難しいことを言いましたが、やっぱり先生のマネをするのは大事ですよということです。
ということは、先生自身は常に正しくかっこいい踊りをしなくてはいけないということになりそうです。これからも、日々努力、日々勉強に努めてまいります。